学園クラブの可能性について雑感大和シルフィード対十文字ベントスとゼルビアキッチン

2017年7月16日日曜日

なでしこチャレンジリーグ第14節

大和シルフィード対十文字ベントス

11時キックオフ

大和スポーツセンター

日曜日の夜から、7月16日日曜日に出かけた、大和スポーツセンターでのなでしこチャレンジリーグ戦と、クラブ町田ゼルビアがつくったゼルビアキッチンに行ったことについて、書いてきました。

7月16日は、帰宅が夜で、もう疲労困憊だったので、外に出かけたことだけ書いて、寝ました。

7月17日、早朝に家を出て、多摩丘陵の山中の、町田市内のトンネルに入ったところまで書きました。

7月18日、神奈川県は大和市の、市役所前で驚愕したところまで書きました。

7月19日つまり昨日は、大和なでしこスタジアムでの、いろいろなアウェー経験について書きました。

そして、今日は、健闘する十文字ベントスを観ながら考えたことについて、書いていきたいと思います。

ピッチの向こう側に、なぜか電車が停車しているように見えますが、あれは停車しているのではなくて、走っています。この競技場が線路沿いにあることがお分かりいただけるかと思います。

じつは、私が十文字ベントスの存在を初めて知ったのは、単なる偶然でして。

今年の一月中旬、サッカー観戦とは全然関係なく、貝塚や城館を見るために埼玉県富士見市に自転車で行く途中に、十文字学園の前を通りかかった時に、校舎に十文字ベントスの垂れ幕がかかっていたのを目撃したことが、発端なのです。

その後、反省文を書いた時に、十文字学園のホームページも読みました。

学園というか大学が母体となっているクラブと聞くと、まず、私は、中南米のクラブを想起します。

後藤健生か牛木素吉郎か北條聡か誰が書いたのか忘れてしまいましたが、中南米にはそういうクラブが意外と多くて、例えばウニベルシタリオやウニベルシダ何とかと名乗っているクラブは、大学がクラブを経営しているとか、大学が結成したクラブだとか、そういうことが多い、ということを2〜30年前に雑誌か何かで読んだ記憶があります。

1月中旬に、十文字についてネット検索した時に、スポーツ紙スポニチのインタビューに答えている

なでしこ力さあ、一緒に世界一になろう(講談社文庫)

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なでしこジャパン監督で、現在は十文字学園副学長の佐木則夫と十文字石山総監督の記事を発見しました。

日付は、2016年12月15日

そこには、

リーグが目指しているものを、学園としてできれば、女子サッカーの普及発展にも貢献できる

今季の選手は大学生と高校生が主体の混成チームだが、今後はセレクションを行い、将来はプロ選手も視野に入れている。もちろん卒業生が戻って来ることもイメージしている

なでしこリーグでプレーしていた選手が社会人入学で学び直しで加入することも歓迎する。十文字ベントスでプレーしながら十文字女子大で幼児教育や児童教育、栄養学、福祉などを勉強し、資格を取ることができる。選手の新たなセカンドキャリアにもなる

トップチームを持つことで多くのメリットがある。大学にメディアコミュニケーション学科があるが、実際にリーグ戦の運営をすることで、座学を学ぶだけでなく実務も学ぶことができる。社会に出て即戦力となる人材の育成にもつながる

との文言が並んでおります。

さらに、埼玉県新座市学園の所在地や隣接する東京都清瀬市と連携して、スポーツによる地域活性化プロジェクトとして十文字モデルの構築に力を注いでいるのだそうです。

今年一月の時点では、中南米の学園出自のクラブのような漠然としたイメージしか抱いていなかったのですが、私が、あまりにも世間知らずでした。

大学母体のチームなら、なでしこリーグにもいくつかありまして、今年の2部リーグでも、先月に観戦した日体大FIELDS横浜吉備国際大Charmeがあります。

さらに、学園がスポンサーになっているクラブなら、リーグにも、いくつもあります。湘南ベルマーレ町田ゼルビアのユニフォームにも書いてありますし、他にもたくさんあります。しかも、ただ単にお金を出しています、というだけでなく、いろんな形で提携している。

には、定時制通信制高校を作った大阪のようなクラブもあります。

地域リーグやその下部リーグに目を転じると、大学が結成したり関東リーグでいえば、東京ユナイテッドや早稲田ユナイテッド、学校がスポンサーになったり、クラブが学校の一部だったりする事例も多見受けられます。

この、学校法人とクラブ、大学とプロクラブの関係について、私に思い出させた報道があります。

あの、最近、日本のみならず世界のサッカーファンもにぎわせている、メキシコの名門クラブ、パチューカです。

あるスポーツ紙関連サイトによると、パチューカは、2001年に中学から大学院博士課程まである教育施設を開校したのだそうです。

2〜30年前には、私にはパチューカといえばメキシコの強豪クラブというイメージしかなく、教育云の話はまったく聞いたことがなかったので、ウニベルシタリオ何やウニベルシダ何や十文字ベントスとは逆のパターンなのかもしれません。

メキシコリーグといえば、じつは昔から金満リーグで、放映権料がドドーっと流れて様相を一変させたイングランドのような感じらしいのです。

本題ではないので軽く触れるに留めますが、

ワールドカップの世紀(文春文庫)

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W杯(ワールドカップ)に群がる男たち巨大サッカービジネスの闇(新潮文庫)

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そういう事情がうかがい知れる記述があるサッカー本もいくつかあります。

このテーマだけで詳述するサッカー本には、私はまだ出会っていません。探せば見つかる可能性もあるとは思うのですが

メキシコでプレーした選手と言えば、

サッカー海外組の値打ち(中公新書ラクレ)

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導かれし者流浪のストライカー、福田健二の闘い(角川文庫)

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中南米や南欧を渡り歩いた福田健二を想起しますが、私は、この報道を機に、もっと北中米のサッカー事情についての報道が増えたらなと思いました。

私自身、あまりよく知りませんし。

上掲の本サッカー海外組の値打ちにも出ていましたが、メジャーリーグサッカー。昔の北米リーグのようなものか優勝経験がある日本人選手のことについて、よく知っている方がどれだけいらっしゃるか、と考えるだけでも、なんとなくお分かりいただけるかと。

大学が母体と言えば、思い出したことが、もう一つあります。

じつは、外国人選手を移籍させる場合、学校法人だとビザを発行しやすいということもあるらしいです。

つまり、プロ選手でもない限り、アマチュアチームがビザの発行をたやすく要請することができない。

大学が母体となっているクラブなら、留学生ビザを発行して、すぐに自身参加のクラブに所属させてプレーさせることができますが、アマチュアチームだと、そうはいかない。

マチュアだから、当然、別に職業を持っているわけで、もし日本で働きたいとなると、労働ビザを発行してもらわなければ、アマチュア選手として登録できない。

じつは、そういう選手を、私は、先月武蔵野市で観戦したスフィーダ世田谷戦で見ました。

スフィーダ世田谷には、ハワイから来日した選手がいるのですが、加入希望時から実際にプレーするまで1年を要したそうです。

運営母体を大学法人とするチームは留学生ビザを出すことができますが、地域のアマチュアクラブの場合、別の就職先を見つけることで労働ビザを発行してもらわないといけないそうです。

すいません、思いついてしまったもので、つい書いてしまいました。

観客のほとんどは、当然ながら、地元の大和シルフィードのサポーターなのですが、十文字を応援する人もけっこういました。

十文字ベントスの、学園クラブの可能性について考えていたら、なんだか、またまた、まとまりのない文章を長と書いてしまいました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日は、ゼルビアキッチンでの驚愕のサッカー本体験について書きます。

自分で言うのも何なんですが、まさかこんな体験をするなんて。

7月16日日曜日のさまざまな体験について書くのも、明日でとりあえず終了です。

文中敬称略

追伸

つい先ほど、十文字ベントスのツイッターを見たら、ニュースサイトのリンクが貼ってあり、石山総監督が、最近、サッカーダイジェストのサイトのインタビューを受けたようですね。十文字ベントスについて詳細に語られていました。

すいません、この記事は一昨日に配信予約していたので、急いで追伸を書き加えました